教え子に暴行・わいせつ 教諭に罰金40万円
2010年12月15日(水) 愛媛新聞
教え子に平手打ちやわいせつ行為をしたとして松山区検は14日、暴行と県青少年保護条例違反罪で東温市西岡、松山市立中学校教諭和田光教容疑者(39)を松山簡裁に略式起訴した。簡裁は罰金40万円の略式命令を出し、和田被告は即日納付した。
命令などによると、和田被告は9月25日午後0時50分~午後1時20分ごろの間、勤務する松山市の中学校の職員室前廊下で女子生徒=当時(13)=の左ほほを平手打ち、会議室でも両ほほを約30回平手打ちした。同日午後8時20分~同50分ごろの間には、市内の別の中学校駐車場に止めた軽乗用車内で、女生徒の体を触るなどわいせつな行為をした。
松山東署の調べでは、和田被告は逮捕当初、県青少年保護条例違反(わいせつ行為)容疑は否認していたが、その後容疑を認めたという。地検によると、被告は略式起訴内容を認めている。