妻同伴で修学旅行下見…中学教諭、旅費もらう

妻同伴で修学旅行下見…中学教諭、旅費もらう
2011年2月17日10時21分 読売新聞

 京都市立九条中学校(南区)の男性教諭(38)が、修学旅行の下見に妻を同伴しながら、同僚(49)と行ったと虚偽報告し、旅費としてそれぞれ4万7000円を受け取っていたことがわかった。

 2人は全額を返還したが、市教委は「下見は学校業務で虚偽報告は悪質」として2人を処分する方針。

 市教委によると、2人は昨年1月、長野県内のスキー場を下見するよう命じられ、教諭は同僚に「妻と一緒に行きたい。2人で行ったことにしてほしい」と持ちかけた。2泊3日で車で出かけ、同僚と行ったとする報告書を学校に提出。後日2人は、学校の事務員からそれぞれ旅費を受け取った。

 下見を手配した旅行会社から昨年12月、代金が未納になっていると学校に連絡があり、校長が2人を問いただして発覚。教諭は「軽い気持ちだった」と話し、現在は自宅待機中。同僚は「何の金かわからないまま受け取ってしまった」と話しているという。

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