元教諭が校長暴行でトンデモ説明「ヘッドロックはしたが、首は傷めていないはず」

元教諭が校長暴行でトンデモ説明「ヘッドロックはしたが、首は傷めていないはず」
スポーツ報知 2011年3月10日(木)8時0分配信

 勤務先の高校の校長にパイプ製の椅子を投げ付けるなどして重傷を負わせたとして、警視庁東村山署は9日、傷害などの疑いで元教諭の神正史容疑者(48)=懲戒免職=を逮捕した。

 逮捕容疑は昨年8月27日、勤務していた東京都立東村山高校で男性校長(57)に暴行し、右手薬指骨折や頭部打撲など全治2か月の重傷を負わせた疑い。神容疑者は何らかの原因で校長とトラブルになり、午後4時ごろ、学校の玄関で校長の頭を腕で絞め、右の拳で校長の左顔面を殴った。それだけでは気が治まらず、同午後6時ごろには、職員室前の廊下でパイプ製の椅子を振り下ろすなどした。校長は椅子から身を守ろうとして右手を出し、大けがを負った。

 低評価不満 同署や都教育委員会によると、神容疑者は2007年4月に同校に赴任し、事件当時は進路指導などを担当していた。以前から、自身の評価が低かったことや処遇を巡り、校長に強い不満を持っていたという。

 神容疑者は同署の調べに対し大筋で容疑を認めているが「パイプイスは投げたが、回転式の椅子は投げていない」「ヘッドロックはしたが、首は傷めていないはずだ」などと供述。同署は詳しい動機を調べている。

 都教委は今年1月、神容疑者を懲戒免職にしている。

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教諭が校長をヘッドロック「評価低い」
2011年3月10日8時39分 日刊スポーツ

 勤務先だった都立高校の校長に暴行し、重傷を負わせたとして警視庁東村山署は9日、暴行と傷害容疑で都立東村山高校(東村山市)元教諭、神(じん)正史容疑者(48)を逮捕した。主幹教諭という要職にあったが、自身の評価が低いことへの蓄積した不満が突如爆発したとみられ、約10歳年上の校長をプロレス技のヘッドロックでしめあげつつ、顔面をこぶしで殴打。さらに椅子を2つ投げ付けるなど、まるで“場外乱闘”のごとく大暴れしたという。

 逮捕容疑は昨年8月27日午後、東村山高校内で、男性校長(57)の顔を殴ったり、椅子を投げ付けるなどし、校長に手指の骨折、頸椎(けいつい)捻挫、頭部挫傷など約2カ月の重傷を負わせた疑い。

 東村山署や都教育委員会などによると、夏休み期間だったこの日、同高では翌年入学希望者向け説明会が行われた。終了後の午後4時5分ごろ、校長と副校長が玄関付近で保護者を見送り終わったところに神容疑者が登場。校長に対する不満を叫ぶなどしながら、いきなり校長の頭部と首を左腕で抱え「ヘッドロック」でしめあげた。

 校長の顔色がみるみる変わるくらい強い力でひねりつつ、さらに神容疑者は右こぶしで校長の左ほおを2回殴ったという。午後6時10分ごろには、校舎2階職員室内で叫びながら副校長に椅子を投げた。近くにいた校長が異変を察して職員室に入り、副校長をうながして2人で室外に逃げ階段を下りたところ、同容疑者は校長目がけ、パイプ椅子と回転肘掛け椅子を投げ、頭部をかばうように防御した校長の手にヒット。右手薬指を骨折した。

 その後、校長も神容疑者もそれぞれ警察に通報。校長は自身の被害を伝えたが、同容疑者も自身が「被害者」かのごとく伝え、腕を白い布でつるなど“アピール”したという。

 都教委によると、神容疑者は動機について「自分の業績に対する評価が低いことや処遇が不満だった」という趣旨の説明をしたという。都教委は今年1月20日、同容疑者を、校長への暴行を理由として懲戒免職にした。

 神容疑者は90年、都立校教諭として採用。東村山高には07年4月に赴任した。生物など「高校理科」が専門で、事件当時は同高の要職である主幹教諭。進路指導などを担当していた。現在独身といい、関係者によると「身長は180センチくらいに見えるほど高く、中肉。外見はごく普通の、年相応の中年男といった雰囲気」という。被害者の校長は今月9日「警察が捜査していることもあり、具体的なことをお話しすることは控えたい」と話した。

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