県教委:中学講師を懲戒免職 酒気帯び運転で書類送検 /宮崎
毎日新聞 2011年5月14日(土)15時47分配信
県教委は13日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された宮崎市立宮崎中学校の河原翔(かける)講師(27)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
発表によると、河原講師は4月4日午後7時半〜11時半、宮崎市内の飲食店で同僚約10人と焼酎、ビール、カクテル計7杯を飲んだ。車の中で約2時間仮眠し、運転して帰宅中の5日午前2時ごろ、同市大島町の市道で中央分離帯に乗り上げ、酒気帯び運転が発覚した。河原講師は、理科を担当する同校4年目の常勤職員だった。県教委は、本人が容疑を認め、免許停止の行政処分を受けることが確実な見通しとなったため処分したと説明している。
県教委は、12日に懲戒免職処分の公表基準を改正し、氏名と所属の原則公表を決めたばかり。県教委の川畠達朗・教職員課長は「職員に自覚を促すことで抑止につながっていく」と話した。【川上珠実】
5月14日朝刊