児童に車当てた男性教諭を処分 県教委、停職6カ月 広島
産経新聞 2011年5月14日(土)7時56分配信
児童に暴行したなどとして県教委は13日、福山市立小学校の男性教諭(46)を停職6カ月の懲戒処分とした。また、当時の校長に厳重注意するよう福山市教委へ通知した。
県教委によると、教諭は昨年1月、当時の勤務先の小学校から車で帰宅する際、ふざけて立ちふさがった6年生の男女2人に徐行しながら車をわざと当てたとしている。教諭は以前から授業を理由なく打ち切るなどの問題があり、昨年9月から病気休職している。
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懲戒処分:児童にけがなど、福山の教諭処分−−県教委 /広島
毎日新聞 2011年5月14日(土)15時34分配信
県教委は13日、福山市立小学校の男性教諭(46)を停職6月の懲戒処分にした。発表によると、教諭は09年度、理科の授業を理由無く切り上げるなどした。10年1月には、帰宅しようとした教諭の車を邪魔しようと、坂道下に立ちはだかった児童2人の足に車前部を計5回当てた。児童にけがはなかった。
教諭と児童側は示談し、10年3月に不起訴となった。教諭は同市内の別の小学校に異動し、同9月から今年3月15日まで病気休暇を取得。県教委側が事実関係を本人から聴取できたのが休暇後で、処分が遅れた。教諭は今年度末まで病気休職中で、県教委は「復職の際は指導力を改善する研修が必要」としている。【矢追健介】
5月14日朝刊