<君が代>斉唱時の起立対象を拡大 大阪府
毎日新聞 2011年5月17日(火)10時42分配信
首長政党「大阪維新の会」大阪府議団は16日、君が代斉唱時に起立を義務付ける条例案について、府立学校だけでなく、府内の政令市を除く市町村立小中学校の教員も対象にする方針を固めた。5月定例府議会に提案し、可決される見通し。
橋下徹知事は16日、「政令市も含め、府議会が決めたルールに従うべきだ」として、大阪、堺両市の教員も対象にするよう求めた。また、同条例案には罰則がないが、「国旗・国歌を否定するなら、公務員を辞めればよい。自分の職場環境だけでしかバカな主義主張を貫けない教員はとっとと辞めてもらう。辞めさせるルールを考える」と述べ、そのための仕組みを検討する意向を示した。
—–
君が代不起立教員は「府民の批判を」…橋下知事
読売新聞 2011年5月19日(木)9時50分配信
入学式や卒業式の国歌斉唱時に起立しない教員の処分条例を9月議会に提案する方針の橋下徹・大阪府知事は18日、起立しなかった教員の氏名や学校名の公表を条例に盛り込むことを検討すると明らかにした。
記者会見で、「(起立を求めた)職務命令は民意に基づくもの。保護者は何回も違反する教員を知りたいはずで、府民の批判を受けるべきだ」と述べた。
府教委は、懲戒処分で最も重い免職の場合だけ氏名を公表しており、これまで不起立で戒告処分した教諭7人の氏名や学校名は明らかにしていない。
橋下知事はまた、「君が代不起立の問題だけでなく、職務命令違反全般の処分基準を作らないといけない」と述べ、教員だけでなく、府職員も含め、職務命令違反を処分条例の対象とする考えも示した。
一方、政令市の市立学校の教員については府教委に処分権がなく、不起立教員の処分には独自の条例が必要となるが、大阪市の平松邦夫市長と堺市の竹山修身市長はいずれも同日、「市内では教員は全学校で起立して国歌斉唱しており、条例は必要ない」と述べた。