教諭の遅刻、教頭黙認…大阪府立高

教諭の遅刻、教頭黙認…大阪府立高
2011年5月24日 読売新聞

 大阪府立高校を3月末に定年退職した元教諭の女性(60)が2009年5月以降、遅刻した際に必要な年休申請をせず、当時教頭だった男性教諭(54)も勝手に出勤時間を修正するなどの不適切な手続きを続けていたことが23日、府監査委員の指摘でわかった。

 府教委によると、女性は体調不良などで遅刻することが多かったが、「年休がなくなる」として年休申請を放置。出勤簿を管理する教頭も「何度指示しても申請を出してくれない」として、不適切な手続きを計116日間行っていた。府教委は今月13日付で、教頭を訓戒処分にし、女性に対しては遅刻した時間分の給与返還を請求する方針。

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