1年男子74人分の個人情報 パチンコ店駐車場で盗難 伊賀市の崇広中
YOU編集部 (2011年7月11日 18:07)
伊賀市教育委員会は7月11日、市立崇広中学校に勤務する男性講師(26)が、市内のパチンコ店駐車場で車上ねらいに遭い、1年生男子の氏名や保健体育科の成績評価の一部など個人情報が載ったクラス名簿4枚(4学級74人分)の入ったバッグを盗まれたと発表した。今回の件について、「周知の徹底を図ってきたが、結果的に職員一人一人に十分届いていなかった。今後は再発防止に努めたい」と話し、謝罪した。
市教委が男性講師に聴き取り調査した内容によると、10日午前11時30分ごろ、勤務先の学校に向かい自家用車で自宅を出たが、途中で同市新堂のパチンコ店に立ち寄り、午後6時ごろまで滞在。その後、止めてあった車に戻ると、助手席側の窓ガラスが割られ、シート下に置いてあったクラス名簿などが入ったスポーツバッグが盗まれていた。男性講師は同日、伊賀署に届け出た。
市教委では、学校や園が所有するデータ資産について、適切に取り扱うための基準「学校情報セキュリティーポリシー」を策定、今年5月に施行している。全教職員を対象にした事前の研修会も実施しており、この男性講師も受講していた。
資料によれば、今回盗まれたクラス名簿は、データ資産の重要性をAからDに分類したうち、上から2番目に高い「B」に含まれる。男性講師は校外に持ち出しができる許可を校長に事前申請し認められていたが、市教委は「学校外に持ち出す場合、肌身離さず運搬するという点で違反にあたる」と説明。
同校では11日夕方から職員が生徒宅を訪問し、12日夜の臨時PTA総会で謝罪と経過説明を行なうとしている。