名前や成績、382人の情報が私有PCから流出 鳥取東高

名前や成績、382人の情報が私有PCから流出 鳥取東高
2011年9月20日15時12分 朝日新聞

 鳥取県教育委員会は16日、青谷高校の男性国語教諭(50)の私有パソコンから、前任校である鳥取東高校の生徒の名前や成績が入った382人分の個人情報がインターネット上に流出したと発表した。

 県教委によると、今月7日に外部からの指摘で情報流出が発覚。流出したデータは、2007年度に鳥取東高の3年生だった325人分と専攻科に在籍していた52人分、09年度に3年生だった5人分。うち、205人は名前と成績などが、177人は名前だけが流出した。

 男性教諭は、今年3月末まで鳥取東高に勤務。異動の際に自分で作成した資料をUSBメモリーにコピーして自宅に持ち帰り、ファイル交換ソフト「ウィニー」を導入した私有パソコンにデータを移した。パソコンがウイルス感染して情報が流出したという。男性教諭はデータに個人情報が入っていることに気付かなかったという。

 鳥取東高は、情報が流出した卒業生全員に謝罪文書を発送し、成績が流出した卒業生に関しては電話でも謝罪をしている。(才本淳子)

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