個人情報:千葉大付属中で874人分紛失 /千葉
毎日新聞 2011年10月7日(金)11時16分配信
千葉大教育学部付属中学校(千葉市稲毛区)は6日、30代の男性教諭が、卒業生と在校生計874人分の個人情報を保存したUSBメモリーを校内で紛失したと発表した。生徒や保護者の氏名、住所、自宅や携帯電話の番号のほか、成績も記録されていた。
同校によると、情報流出など被害の報告はないという。5日に千葉中央署に遺失届を提出し、臨時保護者会を開き謝罪した。
教諭は9月22日午前、作成途中の学級通信を別の場所で完成させるためにデータをUSBメモリーに入れ、校内を移動。昼ごろ紛失に気付いた。同校職員が捜し、同30日に生徒にも呼び掛けたが、見つからなかった。
教諭はこのUSBメモリーを名簿や成績のバックアップ用としても使っていた。伊坂淳一校長によると、個人情報を含むデータは外部記憶装置に保存しないよう指導していた。
10月7日朝刊