静岡の教諭、値札張り替え常習?…懲戒免職
2011年11月16日 読売新聞
静岡県浜松市教委は14日、詐欺未遂容疑で逮捕、送検された同市立可美中の大畑弘典教諭(43)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
高木伸三・市教育長は「信頼回復に向け、全力を挙げて取り組みたい」と述べ、研修の実施など5項目の不祥事対策を示した。
市教委によると、大畑教諭は10月、同市のリサイクルショップで、香炉などについていた値札を、他の商品に付いていた安い値札と張り替えて購入しようとした際、店員に発見された。大畑教諭は市教委に対し、8月下旬にも同店で、値札を張り替えて花瓶などを購入したことを認め、「焼き物が好きで、当時自分が持っていた金額で足りるように付け替えた」と話したという。市によると、静岡地検浜松支部は今月10日付で、大畑教諭を不起訴処分(起訴猶予)とした。
この日、市教委が示した不祥事対策は〈1〉校長や教員だけでなく、弁護士や医療関係者らが学校組織の改善方法について話し合う「学校を元気にする委員会」の設立〈2〉電子メールや電話で教職員の悩み相談を受け付けるシステムの新設――などの5項目。高木教育長は「不祥事が相次ぐのは一人一人の自覚が弱いため。教師としてのプライドを身に着けてほしい」と話した。