同宿強要、膝枕させる=不正受給も、准教授に停職処分―愛媛大
時事通信 12月22日(木)19時20分配信
出張先で女子学生に同じ部屋に泊まることを強要し、膝枕をさせたなどとして、愛媛大は22日、40代の男性准教授を10カ月の停職処分にしたと発表した。研究費を不正受給した疑いもあり、詐欺罪での刑事告訴を検討する。
愛媛大によると、准教授は2010年9月と今年5月に県外に出張した際、女子学生にホテルの同室に泊まるよう強要し、マッサージや膝枕をさせた。その後、講義を休むようになった女子学生に対し、「授業に来ないなら大学院進学を諦めるように」と脅すメールを送った。
今年5月、女子学生が学内の人権問題相談員に訴えて発覚した。
このほか、准教授は私的な目的で共用車を使用して交通費や宿泊費を受け取るなどして、09年6月〜今年5月に研究費総額13万4000円を不正に受け取っていた。