県教委、大曲農高教諭を懲戒免職 酒気帯び運転で罰金刑

県教委、大曲農高教諭を懲戒免職 酒気帯び運転で罰金刑
2011/12/27 20:52 更新 秋田魁新報

 県教育委員会は27日、酒気帯び運転などの疑いで9月に逮捕された大曲農業高校の男性教諭(40)を懲戒免職処分とした。管理監督責任を問い、校長を訓告とした。

 高校教育課によると、教諭は9月18日午前10時ごろ、秋田市河辺の秋田自動車道下り線で酒気を帯びて乗用車を運転、80キロの制限速度を33キロ超過して走行したとして、県警高速隊に逮捕された。今月6日付で湯沢簡裁から罰金32万5千円の略式命令を受け、納付した。

 教諭は17日午後6時半ごろから翌18日午前0時ごろまで、飲食店と自宅でビール1杯と焼酎5杯、缶ビール6本を飲んだという。当時、卓球部の顧問で、逮捕された日は秋田市で開かれていた大会に出場する部員の応援に、1人で向かう途中だった。

 本年度、飲酒運転で懲戒免職となった県内の公立学校教職員は3人目で、2006年度以降では最多。

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