慶応大で不正「預け金」2400万、教授ら懲戒
読売新聞 2012年2月9日(木)11時54分配信
慶応義塾大は9日、薬学部と医学部で、不正経理による業者への「預け金」が2441万円あり、薬学部の教授2人と准教授1人を懲戒処分(けん責)にし、同学部の准教授ら2人を厳重注意したと発表した。
同大の調査によると、2001年から07年にかけて、計9人の教授らが都内の理化学機器販売会社(破産手続き中)に物品を架空発注するなどし、研究費2441万円を預けていた。教授らは預け金で研究に使用するためのプリンターや実験器具などを購入し、私的流用はなかったという。預け金のうち、896万円は文部科学省の補助金だった。
処分は1月24日付。預け金にかかわった9人のうち、すでに退職した教授ら3人と関与が薄かった助教1人の処分は見送られた。