<地方公務員法違反>チョウ販売の教諭処分 福岡市教委

<地方公務員法違反>チョウ販売の教諭処分 福岡市教委
毎日新聞 2012年2月8日(水)23時19分配信

 福岡市教委は8日、絶滅危惧種のチョウを大量に捕まえてインターネットオークションで売っていた、市立小学校の理科専科の男性教諭(55)を減給(10分の1)1カ月の懲戒処分とした。教諭は、捕獲が禁止されていない「保護区域外」でチョウを採集していたが、副業を禁じた地方公務員法(営利企業等の従事制限)違反に当たると判断した。

 市教委によると、教諭は昨年8〜10月の休日、長崎、宮崎両県などで、環境省が絶滅危惧種に指定しているクロシジミと、タイワンツバメシジミなどチョウ3種計148匹と卵220個を採集。「羽化したてのきれいな個体ばかりです」などと書き込んでネットオークションに仮名で出品、チョウは冷凍状態で送り、計約3万7000円を得た。11月下旬、市教委に匿名の通報があり発覚した。

 教諭は、07年にも、5年間にわたり採集したチョウをネットオークションにかけ、約300万円の利益を得ていたとして文書訓告を受けていた。

 「チョウを採集しても、標本にするのは面倒だった。珍しいチョウはすぐ売れるのでやった。4年もたっているので分からないと思った」などと市教委に説明しているという。【徳野仁子】

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