校長、中3の足触りキス…5年前のわいせつ認定

校長、中3の足触りキス…5年前のわいせつ認定
読売新聞 2012年2月16日(木)7時47分配信

 鹿児島県鹿屋市で2007年、当時通っていた中学校の校長(60)からわいせつ行為を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、同市の女性(19)が元校長と市を相手取り1670万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、鹿児島地裁であった。

 牧賢二裁判長はわいせつ行為を認定し、市に67万円の支払いを命じた。この問題を巡っては、女性側が刑事告訴したものの元校長は不起訴(嫌疑不十分)となっていた。

 判決によると、当時3年生だった女性は剣道部に所属し、元校長から指導を受けていた。元校長は07年6月、練習後にドライブに誘い、車内で「かわいいなあ」「嫁にしたいなあ」などと発言し、太ももを触ったり、キスをしたりした。

 元校長は否定していたが、牧裁判長は「元校長の説明は不自然で信用性が低い」と指摘し、わいせつ行為を認定。その上で、公務員による不法行為の責任は市にあるとし、市に慰謝料の支払いを命じた。

 女性側は同年10月、強制わいせつ容疑で県警鹿屋署に告訴。任意で捜査が行われ、鹿児島地検は09年2月、「立証は困難」として不起訴(嫌疑不十分)と判断した。鹿児島検察審査会の「不起訴不当」議決を受け、地検は再捜査した上で10年3月に再び不起訴(同)とした。

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