生徒にわいせつ行為 教諭免職 相次ぐ不祥事 県教委は防止策を発表

生徒にわいせつ行為 教諭免職 相次ぐ不祥事 県教委は防止策を発表
2012.2.15 22:52 産経新聞

 千葉県教育委員会は15日、女子生徒(16)にわいせつな行為をしたなどとして、袖ケ浦市蔵波の県立槇の実特別支援学校、伊藤文彦教諭(41)を懲戒免職にした。教職員の懲戒処分は今年度17件目で、うち免職は7件。県教委は、再発防止策をまとめ同日発表した。

 県教委によると、伊藤教諭は昨年12月9日と今年1月20日、女子生徒から個人的な相談を持ち掛けられた際、自分の車に乗せて胸を触ったりキスをしたりしたとしている。「教員としてあってはならないことをしてしまった」と話しているという。

 県教委は、全教職員を対象に毎年1回以上、県警主催の講習会など外部研修を義務づける▽不祥事が発生した学校長と市町村教育委員会に対し、原因の分析や再発防止策の報告を求める▽6月までに、不祥事根絶リーフレットを作成−などの再発防止策を発表した。

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