飲酒運転:2教諭を懲戒処分 今年度計7人、昨年度の2倍に−−県教委 /山口
毎日新聞 2012年3月15日(木)13時3分配信
飲酒運転で2人の教員が検挙され略式命令を受けたとして、県教委は14日、山陽小野田市立厚陽小の山岸竜教諭(46)を懲戒免職、岩国高校の男性教諭(53)を停職2カ月の懲戒処分としたと発表した。公立学校の教職員の飲酒運転による今年度の懲戒処分はこれで6件7人に上り、校長を含む3件3人だった昨年度の2倍になった。
県教委は記者会見で謝罪。「異常事態」として各校に飲酒運転の根絶に向けた取り組みの徹底や、各教職員の家庭にも飲酒運転の根絶へ協力を要請する通知を出す一方、4月から全校に「校内綱紀保持委員会」を新設する。
県教委教職員課によると、山岸元教諭は1月28日夜、自宅でウイスキーのお湯割りを2杯飲み、酒などを買うため乗用車を運転。自宅前で一時不停止と酒気帯び運転の疑いで検挙された。その後、罰金約31万円の略式命令を受け、納付した。
また、男性教諭は2月5日午前1時ごろまで約5時間、自宅で缶ビール2本と日本酒5合を飲酒。朝、車を運転し、踏切不停止の疑いで県警の事情聴取を受け、酒気帯び運転容疑で検挙された。罰金30万円の略式命令を受け、即日納付した。
同課によると、山岸元教諭を懲戒免職にしたのは「飲酒直後に運転しており悪質」との理由。2人は今年度、飲酒運転の研修会を3〜6回受けていた。田坂祐治・同課長らは、「痛恨の極みで大変厳しく受け止めている」と謝罪。再発防止対策としてPTAなどの外部者を招き、研修の内容などを見直し、警察官や医者ら専門家による研修も実施していく。【佐野格】
〔山口版〕
3月15日朝刊