国歌斉唱で「あぐら」も…不起立教諭ら15人処分 大阪府教委

国歌斉唱で「あぐら」も…不起立教諭ら15人処分 大阪府教委
産経新聞 2012年3月27日(火)19時29分配信

 大阪府教委は27日、卒業式の国歌斉唱で、起立斉唱しなかった小中学校と府立学校の教諭計15人を戒告とする懲戒処分を発表した。斉唱時に床にあぐらをかいていたケースもあったほか、5人の教諭が立たなかった高校もあった。府教委はすでに、17人の府立高校教諭を戒告にしており、今春の卒業式をめぐる戒告処分者は計32人に上った。府教委は4月の入学式シーズンに向け、校長を通じて起立斉唱を徹底させる方針。

 府教委によると、あぐらをかいたのは茨木市立中の男性教諭(54)。体育館後方にいたため、ほかの教員は気付かなかったが、終了後、生徒から保護者を通じて学校側に指摘があって判明した。

 府教委は今年1月、府立学校教職員を対象に起立斉唱を指示する職務命令を通知したが、小中学校の教職員は対象外。あぐらをかいた教諭と、式中「日の丸、君が代に反対」と宣言して着席した豊中市立小の女性教諭(59)は、式に影響を与える悪質な行為にあたるとして処分した。

 全処分者32人のうち、3月に定年退職や再任用の期限を迎える教諭は計10人。このうち、今後の意志確認が済んだ8人は全員が職務命令に従うことを書面で約束したが、は式の前に、校門前でビラを配ったことなどを問題視し、再任用を見送った。

 また、府立和泉高校(岸和田市)で「口元チェック」により、起立したが不斉唱を認めた1人の教員は「式への影響は小さい」として懲戒処分を見送り、校長による厳重注意とした。

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