校長、5年間で遅刻・早退50回繰り返す
読売新聞 3月27日(火)21時17分配信
会計検査院に教職員の不適切な勤務実態を指摘された北海道教育委員会は27日、公立小中学校の校長14人を戒告とする懲戒処分を発表した。
今回の処分対象は3月末の退職予定者に限られており、今後、処分対象者は拡大する見込み。
道教委によると、14人は出勤義務のある夏休みや冬休みに定時に出勤しなかったり、終業時間前に退勤したりしていた。5年間で50回近く遅刻や早退を繰り返していた校長もいた。また、不適切な勤務で、道教委で95人、札幌市教委で19人の教職員らが訓戒処分などを受けた。
昨秋、会計検査院の抽出検査で、道内209校中172校で教職員の不適切な勤務実態が判明。道教委が独自に調査していた。