南足柄でまた通知表誤記入、小中6校で8人分/神奈川

南足柄でまた通知表誤記入、小中6校で8人分/神奈川
カナロコ 2012年4月10日(火)19時0分配信

 南足柄市教育委員会は10日、市立小中学校6校で児童・生徒計8人の2学期の通知表に誤りがあったと発表した。市教委はミスにかかわった教諭と校長に厳重注意するとともに、26日に全市立小中学校を対象とした校長会議を開き、対策を協議するとしている。

 市教委によると、今回ミスが発覚したのは、福沢、岩原、向田の各小学校と、南足柄、岡本、足柄台の各中学校。

 誤りの内訳は、小学校の理科の観点別評価が1件、出欠席が2件、受験した検定の種類や級数が3件、押印忘れや委員会名の誤記入が各1件だった。「いずれも担当教諭の確認ミスが原因で、チェックも不十分だった」としている。

 通知表は3月8〜23日に配布され、生徒や保護者から指摘があったり、担任教諭が学習指導要録に記載する際に気付いたりして発覚。校長や担任が保護者らに謝罪した上で、訂正した通知表を手渡したという。

 同市では、1学期にも児童・生徒139人分の通知表に誤りが見つかり、2学期からは人為的なミスを防ごうとチェックシートを導入していた。

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