<給食>包丁破片が混入、生徒がのみ込む…島根の中学

<給食>包丁破片が混入、生徒がのみ込む…島根の中学
毎日新聞 2012年4月14日(土)20時51分配信

 島根県吉賀(よしか)町教委は14日、町立吉賀中学の給食に、調理で使用した包丁の破片が混入し、3年の男子生徒がのみ込んでいたと発表した。男子生徒にけがはないという。

 町教委によると、破片は長さ約6ミリ、幅約2ミリ。同中と小学校1校に給食を提供している町七日市共同調理場で13日、給食を調理した際、野菜を切った菜切り包丁の先端が欠け、サラダに混入した。男子生徒は食事中、長さ約1.5センチ、幅約2ミリの破片をいったん口に入れてすぐに取り出したが、別の破片を気づかずにのみ込んだらしい。【江田将宏】

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吉賀中の包丁破片混入:男子誤飲の破片、体内から排出 町教委が発表 /島根
毎日新聞 2012年4月16日(月)14時46分配信

 吉賀町教委は15日、13日に調理された給食に混入し、町立吉賀中3年の男子生徒が誤って飲み込んだ包丁の破片が便と共に排出されたとみられると発表した。町教委はこれまでの検査結果などから、体内の破片は見つかっていなかった包丁の欠損部分と一致するとみて、他の者による誤飲はなかったと結論づけた。
 男子生徒は益田市内の病院に入院し、経過観察していた。14日夕の検査では大腸中にあった破片が、15日朝の検査では体内に見つからず、医師が体外に排出されたと判断したという。男子生徒にけがはなく、同日退院した。
 この給食を調理したのは、同中と町立七日市小に給食を提供する町七日市共同調理場。町教委は16日のみとしてた調理場の給食提供停止を17日まで延長。町内3カ所の共同調理場の全調理員を対象に研修を行うほか、17日夜に再発防止策を含めた保護者向け説明会を同中体育館で開き、18日からの給食再開に理解を求める。【江田将宏】

4月16日朝刊

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