女性教諭がセクハラ、男子生徒にキス
2012年4月13日18時40分 スポーツ報知
神戸市教育委員会は１３日、市立高校に勤める４０代の女性教諭が２０１０年７月から１年間にわたって男子生徒にキスするなどのセクシュアルハラスメントを繰り返したとして、昨年８月１９日付で懲戒免職にしていたことを明らかにした。
市教委によると、女性教諭は男子生徒が所属する運動部の顧問。体育館の倉庫で抱きついたり、携帯電話に「ちゅーして」などと書いたメールを送ったりしていた。
別の部員の保護者が昨年５月に通報して発覚。教諭は「励ますつもりが恋愛感情になってしまった」と話している。
市教委はまた、市立中学校の男性非常勤講師（２３）が昨年１１月、当時３年だった女子生徒に援助交際を求めるメールを送ったとして同月２４日付で停職７日の懲戒処分にしていたと発表。この講師は同日付で退職した。
男性非常勤講師は昨年１１月上旬、教育実習で知り合った別の中学校の女子生徒に「援助交際をしたことがあるか」「自分としないか」などと携帯電話にメールを送った。
市教委は発表が遅れた理由を「被害生徒の卒業を待ったため」と説明している。