担任児童の個人情報盗難 西淀川区の小学校教諭 大阪
産経新聞 2012年4月27日(金)7時55分配信
大阪市教委は26日、市立川北小学校(西淀川区)の50代女性教諭が、担任学級(在籍39人)の児童33人分の家庭調査票など4種類の書類が入った手提げ袋を立ち寄り先の書店で盗まれ、紛失したと発表した。家庭調査票などは個人情報保護に関する市の要綱で校外への持ち出しが禁止されていた。教諭と校長は各児童と保護者に謝罪。市教委は「誠に遺憾。再発防止を徹底する」としている。
市教委によると、教諭は24日夜、帰宅前に立ち寄った北区の書店で、書類の入った手提げ袋を床に置き、別のコーナーなどで本を物色。十数分後、袋がなくなっているのに気付いた。
袋には、児童や保護者の氏名、住所、電話番号、家族構成などが書かれた家庭調査票や、36人分の結核健康診断調査票などが入っていた。
教諭は「本を手に持ったり選んだりしている中で、袋を置いたままにしてしまった」とし、書類の校外持ち出しに関しても「認識が甘かった。反省している」と話したという。