熊本県立支援学校の寄宿舎で指導員がわいせつ行為
RKK熊本放送 2020/2/8(土) 13:46配信
県立の特別支援学校で寄宿舎の指導員による不適切な行為があったことが明らかになりました。
「このような行為を未然に防ぐことができなかったことに対し深くお詫び申し上げたい」(県立特別支援学校の校長)
学校によりますと去年、県立特別支援学校の寄宿舎の指導員が寄宿舎内で子どもの体を触るなどのわいせつな行為をしていたということです。
学校の聞き取りに対しこの指導員は子どもが入学した後から同様の行為を繰り返していて同じ子どもに対しシャワーを浴びせかける嫌がらせ行為もしていたということです。
現在この指導員は自宅待機中で、学校は子どもの特定に繋がるとして指導員の性別や年齢事案の詳細について公表していません。
学校は7日夕方、保護者への説明会を開き経緯や今後の対策について説明しました。
今後も寄宿舎の在り方や運営などについて意見交換をはかるとしています。
—–
生徒に不適切行為、指導員を自宅謹慎 熊本県立特別支援学校の寄宿舎
熊本日日新聞 2020/2/8(土) 8:07配信
熊本県立特別支援学校の寄宿舎で、男性の臨時寄宿舎指導員が、男子生徒に「不適切な行為」を繰り返し、自宅謹慎となっていることが、7日分かった。
同校などによると、指導員は寄宿舎で生徒の体を触ったり、シャワーをかけたりする嫌がらせ行為を繰り返していたという。生徒にけがはなかったが、一時、寄宿舎を出て自宅から登校していた。
昨年秋に発覚し、指導員は行為を認め、校長が生徒と保護者に謝罪。県教委は処分を検討している。
同校は同日、非公開で保護者会を開催。終了後、校長は「寄宿舎の情報の把握や運営に対する指導が不十分だった。未然に防げず、生徒の心を深く傷つけてしまい、大変申し訳ない」と謝罪した。
県教委は同12月、再発防止のため外部専門家らによる検討委員会を設置したばかり。
県教委特別支援教育課は「決して許されない行為が、連続して起きていることを重く受け止めている。原因や背景を明らかにし、再発防止に努める」としている。(臼杵大介)