懲戒免職:飲酒で人身事故の教諭を−−神戸市教委 /兵庫
毎日新聞 2012年4月28日(土)15時50分配信
神戸市教委は27日、市立大原中の男性教諭(60)が酒気帯び運転による人身事故を起こしたとして懲戒免職処分にした。教諭は10年ほど前から常習的に飲酒運転を行っていたといい、市教委は「ショックを受けている。今後、全校で飲酒運転防止の研修を毎月実施したい」と陳謝した。
市教委によると、教諭は春休みだった今月4日夕、同市北区の自宅から湊川公園(同市兵庫区)まで花見に出掛けた際に近くの酒店で酎ハイ1杯、日本酒1合を飲んだ。その後また車に乗り、交差点で自転車の男性(46)に接触して軽傷を負わせ、兵庫署に酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕された。
教諭は「過去にも年に数回、家の近所に行く際に酒を飲んで運転し、家族に注意されたこともあった。今回も、最初は酒を飲むつもりはなかったが、つい飲んでしまった」と話しているという。
同市教委による教職員の懲戒免職処分は今年度初。【錦織祐一】
〔神戸版〕
4月28日朝刊