患者582人分のデータ紛失=名古屋市立大学病院
時事通信 2012年5月23日(水)18時36分配信
名古屋市立大学病院は23日、内科の男性助教(44)が延べ582人分の患者の個人情報が入った私物のUSBメモリー1個を紛失したと発表した。病院は患者全員に謝罪し、今後は個人情報の管理徹底と外部識者を交えた調査委員会で医師の処分を検討する。
病院によると、この医師は当時、内科病棟の患者を管理する「病棟医長」だった。患者の病態把握のため、昨年4月〜今年3月に受診した患者の名前や生年月日、病名、内服薬などのデータをUSBメモリーの外来と入院の二つのファイルに保存していた。