秋田大医学部教授ら収賄の疑い 民間病院から現金

秋田大医学部教授ら収賄の疑い 民間病院から現金
2011年12月6日18時4分 朝日新聞

 秋田大学医学部からの医師派遣の見返りに秋田県内の民間病院の院長から現金を受け取ったとして、医学部教授ら2人を県警が収賄容疑で秋田地検に書類送検していたことが6日わかった。2人は「お金は研究目的でもらった」「よく覚えていない」などと話しているという。

 書類送検されたのは、医学部の男性教授(64)と男性元教授(69)。調べでは、教授は2006年12月21日、学内の研究室で、県中央部の民間病院長から、大学医学部からの医師派遣の謝礼として100万円を受け取った疑いがあり、元教授も同じ日に秋田市内の料亭で接待を受けた後、30万円を受け取った疑いがある。病院側は贈賄罪の公訴時効(3年)が成立している。

 元教授は現在、県北部にある独立行政法人の病院長を務めている。

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