酒気帯び運転:容疑で小学校教諭を逮捕−−熊本北署 /熊本
毎日新聞 2012年6月12日(火)15時51分配信
熊本北署は9日、山鹿市古閑、熊本市立田底小教諭、大村勧容疑者(50)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、大村容疑者は容疑を認め「ビールと焼酎を飲んだ」と供述しているという。
容疑は9日午後7時50分ごろ、熊本市北区四方寄町の国道3号で、酒気を帯びて軽乗用車を運転したとしている。直前に軽乗用車への追突事故を起こし、呼気1リットルあたり0・55ミリグラムのアルコール分が検出された。
同署によると、大村容疑者は9日午後から同6時過ぎまで、山鹿市内の焼き肉店であった保護者らとの会合で飲酒。熊本市中心部の繁華街に向かう途中だったという。【澤本麻里子】
◇「信頼と期待裏切った」熊本市教委が陳謝
熊本市立田底小教諭、大村勧容疑者(50)が酒気帯び運転で現行犯逮捕された問題で、市教委は10日、記者会見を開き「熊本市の教育に対する市民の信頼と期待を大きく裏切った」と陳謝した。全国で飲酒・酒気帯び運転による事故がやまない中、市教委も各学校で不祥事防止に向けた研修を続けてきたが、林田謙二・教職員課長は「我々の思いが教員一人一人に伝わらなかった」と苦渋の表情を見せた。
市教委によると、大村容疑者は9日、同小で担当する部活動の練習試合後、午後3〜6時に山鹿市内の焼き肉店で部員や保護者らと会食。同席した保護者の話では、大村容疑者はかなりの量の酒を飲んでいたという。車で来ていた大村容疑者は代行運転でいったん帰宅後、再び車で出かけ追突事故を起こした。同小は10日、保護者会を開き教諭逮捕について報告した。
市教委は先月29日、飲酒運転やセクハラなど不祥事防止に向けた研修などを実施するよう市立小中高校と幼稚園合計145校園に通知したばかり。林田課長は「(大村容疑者が)飲み直すために車を運転したなら本当に悪質だ」と述べ、事実関係が確認され次第、厳しく対応することを示した。一方、再発防止策については「これまでも研修を工夫してきたが、引き続き工夫するしかない」と繰り返した。【松田栄二郎】
6月12日朝刊