県立高:管理運営に7億6440万円 07〜11年度、66校PTA会費−−県教委調査 /青森

県立高:管理運営に7億6440万円 07〜11年度、66校PTA会費−−県教委調査 /青森
毎日新聞 2012年6月21日(木)11時14分配信

 県立高68校のうち66校(校舎含む)で07〜11年度、PTA会費など保護者から集めた徴収金計約7億6440万円が、校舎の窓ガラス修繕や備品購入、除雪、教員の引率旅費など学校の管理運営費として支出されていたことが20日、県教委への取材で分かった。県教委は「監査委員から不適切との指摘はない。県費で扱うべきだったかは、国の判断を待ちたい」としている。
 徴収金を巡っては、全国各地で不適切な使い方が発覚。文部科学省が各都道府県教委に実態調査を求め、県教委が6日に同省に報告していた。
 県教委は、保護者らが学校の管理運営費を負担している実態があるかを各校に聞いた。その結果、部活の遠征や企業訪問の引率、家庭訪問などの旅費約4億2500万円▽窓ガラスの修繕など環境整備やパソコンなどの備品購入費3億250万円▽清掃や除雪、外部講師への謝礼など約3690万円−−の計7億6440万円が徴収費から支払われていたことが分かった。
 また、1校で県教委の許可を得ず、校外の勉強合宿で指導した教員延べ41人に計6万1500円を支給していたことが調査で分かった。学校側が申請の手続きを忘れていたためで、県教委は適切な手続きをとるよう指導した。【鈴木久美】

6月21日朝刊

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