大阪府立学校の職員、ジャズバー経営…懲戒処分
読売新聞 2012年6月29日(金)10時34分配信
大阪府教委は28日、ジャズバーを約5か月間経営し、地方公務員法(営利企業等の従事制限)に違反したとして、府立支援学校の男性事務職員(58)を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にしたと発表した。
府教委によると、職員は1〜6月、府北部の自宅近くに借りた店舗でジャズバーを経営。食品衛生法上必要な保健所への届け出をせず、週3日、勤務時間外の午後7時から営業し、ビールやブランデーなどを販売した。
昨年10月から店舗を借り、当初は知人らに趣味のジャズを聴かせるだけだったが、今年1月から1杯400円で酒類を提供。売り上げは月4万円の賃料や仕入れ代を支払える程度だった。職員は「店を持つのが夢だった」と話しているという。