県議会 県教委に対策要望 相次ぐ不祥事受け 静岡
産経新聞 2012年7月12日(木)7時55分配信
教職員の不祥事が相次いでいることについて、県議会文教警察委員会(中野弘道委員長)は11日、県教育委員会に実効性のある対策を講じるよう申し入れた。
文教警察委では「教職員の資質の問題としてだけでなく、学校組織の問題として、各学校現場に合った、より実効性のある細かい対策に取り組む必要がある」と指摘。
中野委員長は「人と人とのつながりを再認識するようなプラスアルファの対策をとってほしい」と要望した。
文教警察委は昨年12月にも同様の申し入れを行っており、県の安倍徹教育長は「半年で2回の申し入れをもらった。組織として一つ一つ解決すべきだというアドバイスだと思う。現在、各校の取り組みをまとめているので、それぞれの学校の状況を踏まえて対策をとっていきたい」と応じた。