福島県教員採用試験で解答例を誤配布

福島県教員採用試験で解答例を誤配布
産経新聞 2012年7月26日(木)7時55分配信

 県教育庁は25日、今月21日に行われた平成25年度公立学校教員採用候補者選考試験で、解答用紙の誤配布と問題の誤りがあったと発表した。

 教育庁によると、30人が受験した特別支援学校中学部の社会の試験で、誤って解答例を10人の受験者に配布。受験者からの指摘で試験官が直ちに回収した。

 ただ、6枚つづりになっていた解答例の2枚目を見た受験者もいたことから、公平を期すため1枚目と2枚目の解答について受験者全員を正答とした。

 同日、47人が受験した高校・特別支援学校高等部の商業の試験問題でも2カ所の誤りがあり、該当箇所について、受験者全員を正答とした。

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県教員採用試験:ミスを発表 解答用紙と間違え答え配布 /福島
毎日新聞 2012年7月26日(木)11時22分配信

 県教育庁は25日、原発事故の影響で2年ぶりに実施された県教員採用試験で、受験者10人に解答用紙と間違えて答えを配布するミスがあったと発表した。受験者の指摘ですぐ回収したが「2枚目まで見た」との申告があったため、150問のうち50問分を全員正解とした。この措置で成績の順位が入れ替わるなどの影響はなかったという。
 同庁によると、ミスがあったのは、21日にあった特別支援学校中学部社会科の試験。受験した30人に問題用紙と解答用紙を配布したが、うち10人分の解答用紙は採点用に答えが書き込まれたものだった。13日に問題の差し替え作業をした際に誤って採点用が混入し、当日も監督職員2人が中身を確認せず配った。担当者は「再発防止に努めたい」としている。【泉谷由梨子】

7月26日朝刊

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