セクハラ認定せず 浜松市教委「部活指導の一環」

セクハラ認定せず 浜松市教委「部活指導の一環」
産経新聞 2012年8月1日(水)7時55分配信

 平成19年から20年にかけて、浜松市内の公立中学校に勤務していた30代(当時)の男性教諭が、女子生徒に複数回抱きついたりした行為を、同市教育委員会がセクハラと認定していなかったことが31日、分かった。市教委はこの教諭を、懲戒処分ではない文書訓告処分にとどめていた。

 市教委の説明では、この男性教諭は19年10月から20年4月、部活動を指導していた女子生徒に対し、車の中で2人きりで頭や肩を抱き寄せて話をしたり、手を握ったりした。さらに合宿中に宿泊先の部屋に夜遅く呼び出し、抱きついたりしたという。

 市教委の聴取に教諭は、抱きついたりした事実を認めたものの、「部活動の指導の一環だった」とわいせつ目的ではないと主張。このため市教委はセクハラと認定せず、発覚から約2年たった22年3月、この教諭を文書訓告処分とした。

 市教委は「指導の中で生徒に触れる行為があり、それが繰り返されて生徒は指導を超えていると思い始めたようだ。行き過ぎた指導だと判断した」と、あくまでも「指導の一環だった」との認識を示した。

 20年4月以降、この教諭は休暇を取るなど学校に来ておらず、文書訓告処分を受けた直後に退職した。

 浜松市教委は23年に処分基準を厳格化しており、現行基準では、児童生徒へのわいせつ行為は原則として懲戒免職、セクハラ行為は免職から戒告の懲戒処分になる。

たぶんどこかで素知らぬ顔で教壇に立っているでしょう

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