懲戒処分:飲酒運転容疑の教諭を免職−−県教委 /宮崎

懲戒処分:飲酒運転容疑の教諭を免職−−県教委 /宮崎
毎日新聞 2012年8月9日(木)15時20分配信

 県教委は8日、酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕された県立延岡工業高の石村忠昭教諭(39)を同日付で懲戒免職処分とした。また、宮崎市内で人身事故を起こした県央地域の女性小学校教諭(45)も同日、減給処分とした。
 教職員の今年度の懲戒処分は、これで12人となった。飛田洋教育長は「関係者や県民に深くおわびし、全県的な不祥事防止の取り組みを粘り強く行う」などとコメントし、今年度5回目となる綱紀粛正を求める通知を県立学校と各市町村教委に出した。
 県教委によると、石村元教諭は7月、延岡市内であった地区PTAの懇親会と、同校教頭ら3人で行った2次会場の居酒屋でビールと焼酎を飲んだ。その後、帰宅のため運転し、無人のタクシーに追突する事故を起こした。県教委に対し「飲酒で気が大きくなり魔が差した」と話しているという。同校校長と酒席に同席した教頭は文書訓告。
 女性教諭は4月、乗用車で市道沿いの店舗駐車場に入る際、60代の女性歩行者をはね、右大腿(だいたい)骨を折る重傷を負わせた。女性はリハビリ中という。

8月9日朝刊

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