広島・いじめ中3逮捕:「イライラして蹴った」 男子生徒が供述 /広島
毎日新聞 2012年8月11日(土)15時25分配信
安佐南区の市立中学校の男子生徒(15)が同級生に腰の骨を折る大けがをさせたとして傷害容疑で逮捕された事件で、男子生徒が「(被害者の)声が小さいことにイライラして膝で蹴った」と、供述していることが10日、捜査関係者への取材で分かった。逮捕された男子生徒はこれまで容疑を否認していた。
逮捕容疑は6月22日午後1時15分ごろ、中学校の廊下で友人数人とともに、被害者の男子生徒を胴上げし、落ちてきたところを膝で蹴って、腰を骨折する約6週間のけがをさせたとされる。
学校などによると、男子生徒は昨年5月と2月にも、被害生徒の顔や頭を殴るなどの暴力行為をしていたという。
安佐南署は10日、男子生徒を傷害容疑で広島地検に送検した。【黄在龍】
8月11日朝刊