大津・中2自殺:165人参加、「いじめ」緊急シンポ 犯罪性など議論 /滋賀
毎日新聞 2012年8月13日(月)12時48分配信
大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題を受け、全教滋賀教職員組合などは12日、同市でいじめをテーマにした緊急シンポジウムを開いた。県内外の教員や保護者ら165人が参加。「学校だけで対処するのは無理。警察が積極的に介入すべき」「すべてのいじめを犯罪ととらえるべきなのか」など、活発な意見が交わされた。
パネリストの県内の中学教師、大平浩樹さん(52)は「どんないじめも犯罪として片付けてしまうと、学校が思考停止に陥ってしまう」と問題提起。生徒がじゃれ合ってきた際にけがをし、学校が警察に届けたため「生徒との関係を築き直すのに苦労した」と自らの経験を振り返り、「暴力が起きればすぐ警察となっていくのを危惧する」と、警察の介入に疑問を投げかけた。
会場から発言した男子大学生(21)は、学校の更衣室で友人グループから裸でブリッジをするよう繰り返し要求され、その姿を携帯電話で撮影された体験を打ち明けた。「友人同士なので『いじめ』ではなく『いじり』だと思いたかったが、今はいじめだったと感じている」と話し、いじめられる側もいじめと感じていないケースがあると指摘した。【村瀬優子】
8月13日朝刊