いじめ根絶へ緊急アピール 徳島県教委

いじめ根絶へ緊急アピール 徳島県教委
産経新聞 2012年8月18日(土)7時55分配信

 大津市でいじめを受けていた市立中学2年の男子中学生が自殺した問題で、徳島県教委は、委員長と教育委員5人による連名で、いじめ根絶を呼びかける「緊急アピール」をまとめ、教職員と保護者向けに通知した。

 緊急アピールでは、教職員に対しては、助けを求めている子供の苦しみをしっかり受け止め、「いじめは絶対に許さない」という強い意志を持ち、毅然(きぜん)とした態度で正面から取り組むように強く訴えている。

 一方、保護者に対しては子供を守るためには家庭と学校の協力が必要として子供とじっくり話し合い、いじめに気づいた場合は迷わず、学校や教育委員会に相談するよう呼びかけた。

 県教委は「子供がいじめを言い出せない場合も多く、学校と家庭が協力して小さな変化を見逃さないようにしてほしい」としている。

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