<いじめ自殺>三重で遺族提訴 同級生と高校側に賠償求める
毎日新聞 2012年8月21日(火)20時39分配信
三重県伊勢市で09年、いじめの訴えを遺書に残して自殺した私立皇学館高1年の男子生徒(当時16歳)の父親が、当時の同級生やその両親、担任教諭ら23人と、同高を運営する学校法人を相手取り、慰謝料など計約1億800万円の損害賠償を求めて提訴していたことが分かった。第1回口頭弁論が20日、津地裁であり、被告側は請求棄却を求めた。
訴状によると、生徒は同級生から中傷や暴行のほか、授業中に物を投げられるなどのいじめを受けたと主張。保護者は子どもの監督義務を怠った過失があり、担任や学校側は生徒に危害が及ぶ恐れがあったにもかかわらず適切な措置を講じず、漫然と放置したなどとしている。
学校は男子生徒の自殺後、校内で聞き取り調査などを実施。生徒がいじめを受けていたとして、防止策などを盛り込んだ報告書を作成している。【谷口拓未】