仙台市教委:教職員不祥事で教育長に初の訓告 /宮城

仙台市教委:教職員不祥事で教育長に初の訓告 /宮城
毎日新聞 2012年8月24日(金)12時1分配信

 教職員の不祥事が相次ぎ2人を懲戒免職とするなど、8人を処分した仙台市教委。相次ぐ不祥事に、青沼一民教育長を訓告にした。監督責任を問われて教育長が訓告を受けるのは、同市では初めて。23日の記者会見で堀田剛司学校教育部長らは「極めて遺憾。多大な迷惑を掛け、大変申し訳ない」と謝罪した。
 懲戒免職以外では、昨年6〜9月に、就学援助申請書の市教委への提出を忘れたなどとして、当時泉区の小学校の男性事務職員(53)を停職3カ月、校長(57)を戒告。今年3月ごろ、太白区内の小学校で、就学援助関係書類の管理がずさんで校外に持ち出されたとして、当時の男性事務職員(60)と校長(52)も戒告とした。
 市教委は、事務処理を指導する専従のチームに各校を巡回させるほか、服務規律の携行を全教職員に義務づけ、再発防止を図るとしている。【金森崇之】

8月24日朝刊

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