県教委:「実効性ある対策を」 不祥事相次ぎ、所属長会議 /宮崎

県教委:「実効性ある対策を」 不祥事相次ぎ、所属長会議 /宮崎
毎日新聞 2012年9月5日(水)14時48分配信

 県教育事務所職員が1日に酒気帯び運転容疑で逮捕されたことを受け、県教委は4日、県庁で緊急の所属長会議を開いた。
 課長級以上の幹部職員24人が出席。飛田洋教育長は「教育界の自浄作用が機能せず、不祥事が再発している。痛恨の極みで、残念でならない」とあいさつ。出席者に(1)休職中の職員も含めた全職員への目配り(2)過去の不祥事を忘れない(3)民間企業も含め、他県の不祥事防止の取り組みを参考にする(4)問題が発生した際はすぐに対応する−−の4点を求めた。
 梅原裕二・県教委総務課長は「これまでも職場研修の実施や、『児童生徒を裏切らない』といった宣誓の言葉を名札の裏に書いたりしてきたが、さらに実効性のある対策を取りたい」と話した。
 県教委によると、酒気帯び運転容疑による教職員の逮捕は今年2人目。7月に「県公立学校コンプライアンス推進協議会」を設置し再発防止に取り組んでいる最中だった。【中村清雅】

9月5日朝刊

シェアする

フォローする