バレー部員熱中症 顧問を懲戒処分に 栃木
産経新聞 2012年9月5日(水)7時55分配信
高根沢町立北高根沢中学校で7月、女子バレーボール部顧問の男性教諭(42)が部員の生徒にグラウンドを100周するよう命じて生徒5人が熱中症になった問題で、県教育委員会は4日、この教諭を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にした。
教諭は7月14日午前10時半ごろ、体育館で練習試合を終えた生徒12人に対し、試合内容に不満を持ったことから、外を走るよう指示した。
県教委教職員課によると、教諭は現在、顧問を外れており、今回の件について「生徒の健康、安全面への配慮を欠き、生徒の生命にかかわることだったと改めて事の重大さを実感し反省している」と話しているという。