ナチス式敬礼でファン7人逮捕とパリ警察が発表 フランス対クロアチア戦で〝不快行動〟

欧州ネーションズリーグ準々決勝第2戦(23日)フランス対クロアチア戦でナチス式敬礼をしたサポーター7人が逮捕された。英紙「デーリー・メール」が報じた。 試合は2戦合計2―2から突入したPK戦の末にフランスが5―4で勝利。4強入りを決めた一方、24日にパリ警察のローラン・ヌニョス本部長は試合中に「ナチス式敬礼をした」として7人の身柄を拘束したと発表した。 ヌニョス本部長は「スポーツは祝祭であり、これからもそうあり続けなければならない」とし「こうした人物はふさわしくない」との声明を出した。ファンがどのチームのサポーターかは明らかにしていないが、クロアチアファンのエリアで爆竹が鳴り、照明弾も点火されていたという。 また同紙によると、クロアチアは昨年の欧州選手権の試合でファンが人種差別的、差別的な行為をしたとして欧州サッカー連盟(UEFA)から罰金を命じられた7連盟の一つという。同紙は「チームは3試合でそれぞれ事件を起こし、最法学となる罰金5万ユーロ(約810万円)を科せられた」と伝えていた。

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