酒を飲んで車を運転したとして27日、福岡県朝倉市の男が酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。 男は別の車と接触する事故を起こし、一時逃走していました。 小郡警察署によりますと27日午前8時前、小郡市三沢の県道132号線で軽乗用車が中央線をはみ出して前の車を追い越す際に接触する事故を起こしました。 軽乗用車はそのまま約1.5キロほど逃走した後、信号で停車しました。 駆けつけた警察が運転していた男の酒のにおいに気づき調べたところ、呼気から基準値の4倍近いアルコールが検出されたため、男を酒気帯び運転の現行犯で逮捕しました。 逮捕されたのは朝倉市の派遣社員、山本健一容疑者(57)で、調べに対し「昨夜、酒を飲んだことは間違いないが、すでに抜けていると思った」「昨晩8時から11時ごろに自宅でチューハイ500ミリリットルを3本飲んだ」と話し「逃走したわけではなく泊まる場所を探していた」などと説明しているということです。 事故によるけが人はおらず、警察は飲酒の経緯などをさらに詳しく調べています。