子どもへの性犯罪「胸つぶれる思い」上川法相 法改正実現する姿勢強調 子どもを守ろう 8

子どもへの性犯罪「胸つぶれる思い」上川法相 法改正実現する姿勢強調 子どもを守ろう 8
フジテレビ系(FNN) 2020/12/7(月) 12:16配信

FNN「Live News days」では、子どもを性暴力から守るための取り組みをシリーズでお伝えしている。

自分が受けた被害を十分に訴えることができない子どもの性被害に関して、3年前、刑法が110年ぶりに改正されたが、依然、課題も残されている。

例えば、13歳以上の子どもは「性交を同意できる年齢」とされていて、激しい抵抗などがない場合、犯罪として認められにくいこと。

また、教師やコーチなど影響力を持った立場からの性暴力については、「暴行や脅迫」が認定されなければ、性犯罪に問えないというケースが多数起きている。

声を上げられない被害者にどう手を差し伸べていくか、法律改正に向け、議論を進める上川陽子法相に聞いた。

上川法相「性犯罪・性暴力の問題は生命(いのち)の問題」

性暴力、性犯罪をこんな言葉で表現した上川法相。

積み残された課題の解決に、法律改正を実現する姿勢を強調した。

上川法相「これまでのままでいいとは、まったく思っていません。子どもにおけるその性犯罪の状況、性暴力の状況については、本当にあの胸がつぶれるというか、あってはならないことだと思っています。この日本列島の中で、そういうお子さんがいらっしゃると思うと、本当に1日も早くレスキューして差し上げたいと思う」

2020年、政府が出した方針の中で「性教育」に代わってうたわれたのが、「生命(いのち)の安全教育」。

これは、上川法相が、今回の大臣就任前から訴えてきたものだった。

上川法相「(生命(いのち)の安全というあの言葉に込められた思いは?)自分の体も、そして相手の体も大事にしましょう。被害者にならない。加害者にもならない。傍観者にもならないと。“命の尊厳に関わるもの”だということを基本にした形で、教えていく必要があるのではないかと」

さらに、教師や保育士など子どもに関わる職業に就く前に性犯罪歴がないことをチェックする仕組みが求められていることについては、複数の方法から検討する考えを示した。

上川法相「犯歴の照会という形のものもありますし、無犯罪証明という形でもありますので、そのへんを含めて、検討を慎重にしていきたいと思っております。私はその子どもの声というのを、SOSの声というのを、聞けるかどうか、直ちにそのこと(性被害)が起きたときには相談をしたり、見つけたりということができる力が社会の中にあるかどうか、こういったことが問われているというふうに思います。今回、3回目の大臣の役割というのは極めて大きいものだというふうに覚悟をしながら、しっかりと取り組んでいきたいと思っています」

上川法相は性被害の問題について、「社会全体問題」と話していて、スピード対応のうえで諦めずに、1段ずつ必ず前進していくと強調した。

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