燕市の女子中学生転落死 第三者委“いじめうかがわせる内容”いくつか確認
TeNYテレビ新潟 2021/12/22(水) 19:08配信
燕市の中学校で女子生徒が転落死した原因を調べる第三者委員会の会合が12月21日に開かれました。委員長は「女子生徒がいじめだと捉えたと思われることがいくつか出てきた」と述べ、引き続き聞き取り調査を進めるとしています。
11月9日、燕市の吉田中学校で女子生徒が校舎から転落して死亡しました。自宅からは「いじめられてた」と書かれた遺書がみつかっています。
市の教育委員会はいじめがあったかどうかなどを調べるため第三者委員会を設け、12月21日に2回目の会合が開かれました。女子生徒が教員とやりとりしたノートや、これまでに行った同級生や教職員への聞き取り調査の結果などをもとに意見が交わされました。
〈燕市いじめ防止対策等専門委員会/吉沢克彦委員長〉
「遺書の中にいじめという言葉もありましたので彼女がそういう風に(いじめと)とらえただろうと思われることもいくつか出てきていることはある」
第三者委員会は調査を進め、今年度中に報告書を取りまとめる方針ですが状況によっては先延ばしする可能性もあるとしています。
新潟県燕市の中学校で9日、女子生徒が校庭で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。燕市教育委員会は10日に会見を開き、「いじめられてた」という内容が書かれた女子生徒の遺書が見つかったことを明らかにしました。
警察によりますと9日午前7時半ころ、燕市の吉田中学校で、女子生徒がコンクリート部分に倒れているのが見つかりました。女子生徒は病院に運ばれましたが、間もなく死亡が確認されました。その後の調べで、女子生徒は3階テラスから転落したとみられています。
【吉田中学校 齋藤哲也校長】
「女子生徒が命を落としたことについて、それを防ぐことができなかったことは痛恨の極みでございます。学校長としての責任を強く感じている」
燕市教育委員会は会見を開き、女子生徒が「いじめられてた」という内容の遺書を残していたことを明らかにしました。
【燕市教育委員会 鈴木華奈子主幹】
「校長がお悔やみのため家庭訪問をしたところ、保護者から遺書が見つかり、『いじめられてた』との記載があったというお話がありました」
学校では11月、生活に関するアンケート調査も行っていたということですが、市教委は女子生徒からいじめについての相談は現時点では確認していないとしています。
【吉田中学校 齋藤哲也校長】
「部活動を一生懸命やり仲間思いで、おとなしいが芯の強いお子さんだと認識している」
市教委は今後、専門家による第三者委員会を設置し、いじめがあったかどうか調査していくとしています。10日午後7時から、保護者に向けた説明会が行われます。
市教委は今後、学校に相談室を設けて他の生徒の心のケアをしていくとしています。