川に落ちたボール拾おうとして転落…死亡した野球部員に「直接指導せず」当時の監督が法廷で証言
石川テレビ 2022/9/14(水) 21:40配信
県立高校の野球部員が川に転落し死亡したのは学校側の注意義務違反だとして遺族が県を訴えていた裁判で、当時の監督は亡くなった生徒に直接指導していなかったと証言しました。
この裁判は、2017年11月、県立金沢西高校の野球部員だった松平航汰さんが川に落ちたボールを拾おうとして転落し、死亡したのは監督の指導に問題があったとして、遺族が県に5400万円あまりの損害賠償を求めているものです。
13日、当時の監督が証人として法廷に立ち、「最初は直接生徒に指導していたが、その後は先輩からの指導に変更した」と証言しました。
父親:
「指導という名の生徒にまかせっきりな体制が明らかになった。残念でしょうがない」
裁判は13日で結審し、判決は12月9日に言い渡されます。