東海大菅生高の野球部監督に4カ月の謹慎処分 部員に暴力

東海大菅生高の野球部監督に4カ月の謹慎処分 部員に暴力
毎日新聞 2023/1/20(金) 11:55配信

 日本学生野球協会は20日、審査室会議を開き、野球部内で体罰を行ったなどとして東海大菅生(すがお)高(東京都)の男性監督(56)に2022年12月5日から4カ月の謹慎処分を科した。部長(33)も報告遅れで同日から1カ月の謹慎処分とした。

 監督は既に退学した当時の部員に対して22年夏、練習試合でのプレーを不服として尻を1回蹴る暴力を振るった。監督は「(この部員に)期待感があったので、カッとなってしまった」と説明しているという。

 この部員の保護者も含めて当初は「(事態を)荒立てないでほしい」と話があったため、同校は東京都高校野球連盟への報告を怠った。しかし、先月に東京都高野連に情報提供があったという。こうした事態を受け、1、2年生の全部員に調査したところ、1年生と2年生の各1人に対しても昨夏の練習試合で立腹して平手打ちをしていたことが分かった。体罰を受けた3人にけがはない。

 同校から東京都高野連を通じて報告を受けた日本高校野球連盟は審査室に処分を上申した。

 同校の教諭である監督はプロ野球・中日の元選手で、09年から東海大菅生の監督を務めている。今回の不祥事を受けて、先月から指導を外れている。

 東海大菅生は春夏の甲子園に計8回出場。17年夏の甲子園ではベスト4入りするなど強豪校で、プロ野球選手も輩出している。昨年の秋季東京大会でも2年ぶり4回目の優勝を果たした。今春の選抜高校野球大会の推薦校に選ばれている。【浅妻博之】

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