三田谷学園の元職員逮捕 理事長「深くおわび」 兵庫
産経新聞 2013年7月17日(水)7時55分配信
芦屋市楠町の障害者支援施設「三田谷(さんだや)学園」の元職員が入所している10代の少女にみだらな行為をしたとして逮捕された事件で、同学園を経営する社会福祉法人「三田谷治療教育院」の堺孰(みのる)理事長と、高野康彦施設長が16日、芦屋市役所で記者会見し「重大な不祥事を起こし、ご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわびする」と陳謝した。
高野施設長らによると、児童福祉法違反(淫行)の疑いで逮捕された堂垣直人容疑者(34)は平成15年に採用され、入所者の介助や支援などの生活指導を担当。勤務態度に問題はなかったという。
6月上旬に入所者から、堂垣容疑者が夜間に少女の部屋に入っているという情報が寄せられ、学園側が調査。堂垣容疑者は少女とみだらな行為をしたことを認め「申し訳ない」と涙ながらに謝罪したという。
同学園は6月10日に県と県警に通報するとともに、7月4日付で懲戒解雇した。高野施設長は「裏切られた思い。管理者として見抜けず、責任を感じている」と話した。
同学園には現在、4〜24歳の男女36人が入所し、約30人の職員が勤務。これまで、虐待防止に関する研修会を開いて職員に注意を呼び掛けていたほか、入浴や排泄(はいせつ)の介助は同性の職員が行うよう指導。午後9時以降の夜間は男性職員が女児の居室に入ることを禁止していたという。
再発防止策を検討するため、同法人は弁護士や専門家ら7人でつくる委員会を設置。入所者の保護者を対象に、説明会を開く方針。