生活保護、電気は止められ周囲と疎遠 長野3人殺傷「寡黙」な容疑者

JR長野駅前で男女3人が死傷した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職矢口雄資(ゆうすけ)容疑者(46)=長野市西尾張部=が、自宅の電気の供給を止められていたことが捜査関係者への取材でわかった。周囲の人々の話からは、孤立して生活に困窮していたとみられる様子が浮かび上がってくる。 長野県警によると、矢口容疑者は逮捕後の調べに、雑談などには応じるものの、事件に関しては「分からない」と繰り返しているという。県警は、同容疑者の生活実態や事件に至った経緯を調べている。 捜査関係者によると、矢口容疑者は一人暮らしで、生活保護を受給していたという。26日早朝、県警の捜査員が同容疑者が住む集合住宅に突入すると、室内は雑然としており、水が入った大量のペットボトルなどが散乱していたという。 ■「経済的に困っているようだった」

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